カテゴリ:ほしのうた( 3 )

 

PAIN

わかったようなふりをして
痛みを
わかちあう

わかるよ
わかる わかる
わたしも
同じだから

確かに
わたしにも
その痛みは
他人事ではなく
時おり
不意に
発作が起きる

あわてて
重い
鞄の中に
薬を探す

これさえあれば
大丈夫
すぐに
発作は
治まり
また

わかるわかる
わたしも
同じだから

同じ
痛みを
分かち合えるのは
わたしだけだから

自慢のように
あなたに
話す


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by mei616 | 2006-09-11 22:49 | ほしのうた  

not yet

わたしは
なにもしていない
まだ
なにも
していない

ただ
怖いことに
わたしの中で
渦巻いていた
あれこれが
世の中を騒がしている

違いますよ
私じゃありません

わたしは
まだ
なにもしていません

だれでも
一度は考えるようなことを
わたしも
考えただけのことですから

でも
よくよく考えてみれば
そんなことは
どうでもよかったんですよ

だれでも
望むように
わたしも
生きていたいだけの
ことですから

今の心境を
お聞かせ下さい

そんなもの
言えるわけがありませんよ

ねぇ
あなたも
同じ立場になれば
わかるでしょ

大切なものを
守るために
あなたは
どんな手段を選ぶ?

そして
それが
世の中を
騒がすことになったなら
声を大にして
言うでしょう

騒いでいるのは
あなた達だけでしょ
わたしは
ただ静かに
暮らしたいだけなのです
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by mei616 | 2006-04-07 23:02 | ほしのうた  

詩☆DISTANCE

似たもの同士の
距離感は
とても大切なのだと
わかってはいるのだけれど
その場しのぎの
ごめんねを
繰り返してしまう

どうしたら
楽しい二人に
戻れる?

どうしたら
いつものように
笑ってくれる?

あたりまえのことに
またもや
わたしは
答えを探している

ほどよい
距離感を
楽しんでいられるほど
わたしは
強くはないはず

時間という
自由を
大切にしなかった
わたしは
また
時計を戻そうと
あたふたしている

ただいま

いつものとおり
ドアを開けた

少し照れたように
立ち上がり
仔犬が尻尾を
振って
迎えてくれた
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by mei616 | 2006-03-26 17:43 | ほしのうた